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 JICAの二次試験の面接のとき、

 「あなたは蒸留水がなかったらどうしますか?」と聞かれた。

 草原の中の学校をイメージしていた私は「工夫して蒸留して、作ります」って答えた。そしたら「火がなかったらどうするの?」って言われたから「火は自分でおこします」と答えた。

 蒸留水がなかったらどうするか?今の任地での答えは、「はい、水道水使います」だ。というか、この2年、実験に一度も蒸留水なんて使ったことがない。


 そして、この研修中の3日間、その水道水がなかった・・・・。

 実験するのに水道水がないなんて・・・。

 でも、こんな環境にもすっかり慣れてしまった私は、そんなこともあんまり考えなくなった。


 じゃあどうするかって・・・・それは、事前にペットボトルにためておくのだ。
 器具もきちんと洗えない、水もいつのかわからない・・・そんななか実験中心の研修も順調に進んだ。


 でも一番きつかったのがトイレ。

 先週から5日間、トイレの水も止まっていて、大変な悪臭をまき散らしていた。でもトイレには行かずにはいられないから、そんな中でも用をすます。せっかく任校に来てもらった先生方にはちょっと申し訳ない。

 ちなみに、実験室のクーラーも壊れていて、3か月前から修理を要請していたけど、部品が届かないとか何とかで結局、研修会には間に合わなかった。
 あっついパナマ。扇風機はあるものの、火を使ったり、計りを使うときには消さないといけない。
 みんな汗だくになりながらの実験。


 でも参加者の皆さんは真剣に取り組んでくれた。
 昨日なんて、休憩しましょうと言ったのに、まだ計算が終わっていない人がいて、それが終わるまでと頑張っている人もいて、ほんとに感心した。


 JICAの面接の話に戻りますが、面接官から「あなたに言ってもしようがないけど、ほんと現職の人って、実験室にあれがないから、できない、って文句ばっかり言うんだよねー」と言われた。

 その言葉や先輩隊員の言葉を聞いて、「ここであるもので、どうできるか、それを考えなければならない」って思えた。

 私の任校にはいろんな器具がある。
 私はそう思っているけれど、そう思えるのはこの面接官の一言や先輩隊員の言葉があったから。

 そして思うことは同じ状況に置かされた時にどう思えるかが人にとって大切なんだろうなってこと。
 あれもない!これもない!って騒ぐのか、えーー!これもあるの??って思えるか。


 ないものは仕方ない。
 でもどうにか代用できる。
 壊れているものはないものとして考える。
 ないならないなりに工夫できる。


 去年は、あれがなーい、どうしよーって結構な感じで動揺もしてましたが、

 今年は水がなくても全く動揺さえしなくなりました・・・・。


 慣れってすごいですね。
 そして、いろんなことを学ばせてもらいました。
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