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 待ちに待った?理科展が無事に始まりました。
 朝から会場へ行くと、同僚が「先生向けの研修会が合ってるけど参加する??」と聞いてきたので、興味本位で同意。なんとそれが朝の9時から4時まで続いたのです。一体、いつ、展示を見たらいいのか??ちなみに理科展の間、三日間、みっちりあるそう。


 話は変わりますが。

 最近、泣いたことはありますか?

 私はパナマに来て、何を考えているのか、相手の考えが分からずに三度ほど(いや、もっとかな)、泣いたことがあります。恥ずかしながら。

 涙にもいろんな種類がありますよね。

 悲しい涙、悔し涙、嬉し涙、感動の涙、などなど。


 
 理科展では各ブースに審査員が回ってきます。そこで三人グループの生徒は15分のプレゼンテーションを行わなければいけません。そこで評価されたグループが最終日の夜に表彰式されるのです。

 5時過ぎ頃、その審査員が私たちのブースへ。

 私は形式上、顧問ではないので離れた所から見守っていました。


 終わってしばらくして、一人の生徒の目が真っ赤に。
 「どうしたの?」と尋ねても答えてくれません。
 5分後、彼女自ら
 「私、全くしゃべらなかったの。」と一生懸命泣きながら答えてくれました。

 悔し涙。

 胸がいっぱいになりました。
 三人のうち、一番まじめで責任を持って活動していた彼女。他の二人に比べたら引っ込み思案であまり要領のいいタイプでない彼女。先週、一生懸命あたふたみんなで準備をしていた時になかなか準備が終わらず、「スミエ、私はいつプレゼンのために勉強したらいいの?」と質問していた彼女。
 これまで、一緒に一生懸命、活動してきたことがよみがえって私も泣きそうでした。

 悔し涙。


 その涙は努力をした人にしか流せない。その努力のレベルはひとそれぞれだろうけど。

 やりたいこと、やらなければいけないこと。例えば彼女だったら、自分はこんな風に審査員に向かって話していると理想を思い浮かべただろう。

 そして、それに向かって努力する。審査員に話すためには、自分がやってきた実験以外に専門用語等、しっかりと勉強したはずだ。

 悔しい思いをする人。それは、高い目標設定ができ、その目標に向かって努力してきた人。

 そして、その思いを経験した人は、成長することができる。
 悔しい思いをするからこそ、また更なる努力ができるのである。


 私自身、日本で教育に携わっていたとき、毎日、毎日、思い描いていた学校生活と全く違い、楽しいことばかりでなく、大変なことばかりであった。しかしながら、悔しい涙を幾度と流し、最終的には感動の涙を流す、そんなすてきな生徒と経験を共有させてもらったことで、私もそこで感動を与えてもらった。

 先週の準備の段階では、担当教師と衝突し、もう日本に帰りたいと強く思ったが、彼女のその涙を見たことで、全てが帳消しになり、三月からこれまで、この研究を続けてきたかいがあったと強く思った。
 そしてそんな彼女の頑張りを共有させてもらったことに感謝である。

 教育とは簡単なことではなく、大変なことばかりであるが、このほんの一瞬のかけがえのない瞬間を生徒と共に共有できる唯一の素晴らしい職業であると今日も再認識した。


 そして、明日の審査の時間に向けて、三人の話し合いは始まり、改善されているようでした。


 その後も、来年は何の研究をしたいだの、スミエ、もちろん一緒に研究するよね??などなど言って来てくれ、

 私にとっては何にも代えられないかけがえのない最高の33歳の誕生日プレゼントとなりました。

 ありがとう。
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