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今日から1学期の3つ目の実験を開始。
19クラスもあるので、なかなかたくさんは実験できないのです。



今日は物理変化か化学変化かを考えようというもの。パナマ人が集め、考えた実験をちょっとアレンジして授業を組み立てました。

1.水の電気分解。

日本では中学校でやる実験。高校生なら誰でもしってますよね、水の電気分解。

パナマの高校生は誰も知りません・・・・。
なぜならば、単元学習ではなく生活に密着した理科を中学で学習しているからです。生物が半分以上を占めている現状。

そして驚いたのが・・・
2.鉄粉と硫黄粉を混ぜて紙にのせ、紙の下から磁石を当ててみようというもの。

子どもたちは磁石が鉄を引きつけるということを知らない・・・・・・・。砂鉄というものを知らない・・・・。(ちなみに今日使った砂鉄は海岸で拾ったもの)

やっぱり、ここの教育課程を系統学習に見直すべきと、日々感じる。
jikkanngakagkua3.jpg


3.マグネシウムリボンの燃焼

もちろん、これも知りません・・・・・・。
gakgauhennkatojibutueirnnka.jpg

4.五水和硫酸銅を加熱してみよう。冷えたら水を加えてみよう。

 水分子がとれ、白色に。しかし水を加えることでまた青色に戻るというもの。

5.炭酸水素ナトリウムに塩酸を加えてみよう。

 二酸化炭素の発生の確認に、石灰水を・・・と考えたが、学校にはなかったので、前回の研修会で使ったBTBを用いる。


 しかし、彼らには気体を確認する術という知識と経験がないのだ・・・・・・・。

 
 ということで、説明するしかない。日本だったら中学1年生で学習しているのに(気体の確認方法)・・・・。二酸化炭素の発生なんて小学校の内容だ・・・・。

 と、つい口に出して言ってしまう・・・・・。すると、パナマの先生が

 「日本は戦争をしたことで、科学技術が発達し、飛行機もたくさんとんでいて・・・・」と言っていた。

 最近JICAから出版されている「日本の教育経験」から日本の教育史を学習中。
 確かに、戦争の影響が教育に与えた部分もあるかもしれない。

 そして、日本もパナマと同様に生活密着型の理科を行っていたという事実もある。



 最初のクラスでは、「べっこうあめ」づくりを入れていたが、6つの実験では時間が足りなかった。(パナマで実験を行うときはいつも2時間連続 40分×2コマなのです。でも休み時間がないから正味80分ないのが現状・・・・)

 そのため2クラス目に、同僚に相談(いつも喧嘩してしまう男性化学教諭)。
 どれがいちばん不要かと・・・・。

 すると、彼はまっさきにべっこうあめと答えた。


 子どもたちが喜びそうな実験を残すかと思っていたので彼を見直した。



 そして、パナマ人は実験が終わったらおしまい。
 「はい、片づけて、レポートは宿題」

 といった感じ。

 いやー、まだまだ。これからが肝心と、実験結果と子どもたちの討論会とまとめをする。

 今回の実験は、質問が単純で「物理変化か化学変化か?」

 そして、その後、なぜそう思うのか、根拠は???

 と続けられるので、実験の結果からの考察やまとめになれていないパナマの子どもたちも意見を出しやすかったようだ。

 
 まだまだ自分のスペイン語が問題です・・・・。もうすぐ一年というのに、なかなか上達しません。

 でも最近、彼が説明中に絶対に答えを言わなくなり、
 生徒たちに対して、
 「ふーん、それ何でだと思う???」
と言い、子どもたちの思考を促すようになった。
     主役は生徒!!!

そして今日は「寿益枝ー、答えを言っちゃだめじゃないか。」(言わなきゃ分からないと判断して言ったつもりだったんだけど)と、私のように私に言ってきたことが妙に嬉しく、私がこれまでさんざん口を酸っぱくして言ってきたことが彼には伝わっているのだなー、と嬉しくなった一日でした。
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